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鎌倉にある染め物専門店「拭う-nugoo-」
銭洗弁財天を参拝してから、鎌倉をプラプラ散歩していると、和風な外観が印象的なお店を見つけました。テラス席もあり、「カフェ?」と思いながら入ってみると・・・
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木材たっぷりのエクステリアがショップの目印です。
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店内には、沢山の染物。カラフルです♪

鎌倉にある染め物専門店「拭う-nugoo-」_f0219141_10362263.jpg本染めの手拭い専門店「拭う nugoo」でした。注ぎ染めという伝統的な型染めの技法を用いて、職人の方たちが一枚一枚、丹念に作った手拭いがたくさん並んでいました。注ぎ染めは染める日の天候、気温、湿度などによって発色が微妙に異なることから全く同じ色調で仕上げるのは難しいそうですよ。日本の気候を配慮しながら、大事に受け継がれてきたんですね。

手拭いは、端が切りっぱなしになっているという特徴があります。これは、1.縫い目を作らない分だけ乾きが早い、2.ホコリがたまらない、3.端の折り返しが汚れないという理由があるとか。他にも、用途や好みによって好きな長さで切り売りされた背景もあって、裂いて包帯や紐代り、履物の修理やモノを包んだりと、実用的にも使われていたそうです。(手拭いって、す、すごい。)
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一つ一つが個性的!じっくりみると面白いですよー。
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キャラクターと手拭いのコラボ。何だか、新鮮!

鎌倉にある染め物専門店「拭う-nugoo-」_f0219141_10372941.jpg手拭いが日本人の生活に浸透し始めたのは鎌倉時代あたりから。江戸時代に入ると国内でも綿花が栽培されはじめ、綿織物として全国各地に普及していき、その頃から手拭いは浴衣などと同様、粋なファッション小道具として生活に深く溶け込んでいったそうです。印象的だったのが、江戸の下町などは、砂ぼこりが多かったので、帽子やスカーフとして、人々は柄に変化をもたせながらおしゃれを競ったそうですよー。そして、江戸時代中ごろ以降は、歌舞伎の発展とともに家紋や独自の紋様をデザインした手拭いが流行。このころから屋号を入れて宣伝用としたり、年末年始の配りものとしての用途が広まったそうです。
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お茶が入った巾着袋など、横展開した商品もあります。
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ディズニーとのコラボ。版権もしっかり取られたそうですよー。
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「Happy Birthday!」の手拭いは伝統とモダンの融合。気になりますねぇ。

♪ 今では、モダンなデザインも積極的にとりいれられているそうです。確かに、ビール柄や「Happy Birthday!」とケーキ柄が描かれた手拭いやアニメキャラクターの手拭いもあって、ビックリしました。そして同時に、ブログ「ニューヨークの遊び方」で紹介されていたニューヨークで見かけるユニクロのマーケティング事例まとめが思い浮かびました。日本のポップカルチャーを活用したTシャツ(UT)販売を展開することで、H&MやGapなどの世界規模のアパレル企業とうまく差別化をしていますよね。ミッフィーやディズニーは海外のアニメですけど、ちびまる子ちゃんやドラえもん、ハローキティ、そして豆しばなどのコンテンツは、まさに「日本製(made in Japan)」ですよね。日本製のコンテンツと日本の伝統工芸がコラボすることで強いブランドが出来上がり、今後「JAPANブランド」として世界に出て行くんだという可能性を感じました。ブランド名も「拭う -nugoo-」ということで、日本語と英語表記があるのも偶然ではない?!今後の展開が楽しみですよね!

〔ショップ情報〕
「拭う-nugoo-」 二の鳥居店 ※パイロット店の「若宮大路店」も至近距離にあります。
神奈川県鎌倉市小町2-10-12
TEL: 0467-22-4448
詳しい情報は、お店HP(http://www.grap.co.jp/nugoo/)をご覧ください。
# by TOKYO_YUCa | 2010-06-13 22:08 | -(番外編)
銭洗弁財天の「銭洗」の正体とは?
銭洗弁財天の「銭洗」の正体とは?_f0219141_2011456.jpg前回のブログで「北条時頼が霊水で金銭を洗って、一家繁栄を祈ったのが今日の銭洗信仰の始まり。」とご紹介しました。その続きです!

本殿では、ザルやろうそく、お線香などを購入する人たちの行列ができていました。そのあと、どこへ持って行くのかなぁーとトコトコ付いて行くと、奥のほうに岩穴を発見。「入り口に引き続き、ここにも洞窟っ!」と思いながら、参拝者の様子を見ていると、まず、洞窟の手前にある本殿を参拝して、ろうそくを奉納したり、お線香を炊いたり。これが終わると、いざ洞窟へ。
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綺麗にお線香が並んでいます(1セット 100円)

この洞窟の中にあるのが、奥宮。その洞窟内には、鎌倉五名水が湧き出ています。この清水がそのまま御神体で、この水でお金を洗うと何倍にも増えるということで、小銭を洗う人あり、お札を洗う人あり。みなさん、楽しみながらも、一生懸命、お金を洗っているのが印象的。
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手書きの「Dipped money(お金を水に浸したら、)」を発見。
海外からの観光客が書いたんですかねぇ。イイ感じです。
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思い切って、1万円札をチョイス。
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諭吉さんも水をかけられてビックリ!?
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清水が湧いている洞窟内の雰囲気も素敵ですよー。

銭洗弁財天の「銭洗」の正体とは?_f0219141_2159223.jpg 銭洗弁財天の境内には、他にも上之水神社、下之水神社、七福神社があります。それぞれが個性的で独特の空気があるので、お宮を見て回るだけでもご利益がありそう。そして、「銭洗弁財天」ならではお守りなども販売されていて、それらを見るのも楽しいです。
それにしても、自らお金を濡らす機会は今までなかったので、久しぶりに不思議な体験でした。一万円を洗ってからわかったのですが、洗ったお金はすぐに使うほど御利益が大きいそうなんですよー。つまり、大きな金額の紙幣を洗ってしまったので、それだけ大きな金額を消費しないといけないわけで・・・。


〔参考情報〕
銭洗弁財天(宇賀福神社)
神奈川県鎌倉市佐助2-25-16
TEL:0467-25-1081
# by TOKYO_YUCa | 2010-06-11 19:00 | -(番外編)
入り口にドキドキする 銭洗弁財天
入り口にドキドキする 銭洗弁財天_f0219141_2171658.jpg東京を飛び出して、神奈川県鎌倉市へ行ってきました。これまでも訪れた街ですが、何度行ってもいいところだなぁって思います。特に、北鎌倉の駅を降りると急に音が少なくなって、空気も美味しくて、落ち着くんですよねぇ。

入り口にドキドキする 銭洗弁財天_f0219141_2129121.jpg鎌倉駅では、駅から歩いて30分ほどの場所にある「銭洗弁財天」を訪れました。(お恥ずかしながら、初参拝です♪)まずビックリしたのが、入り口です。急な坂道を登った途中、山の斜面に洞穴のような入り口が現れます。「これって、防空壕なんじゃあ?!」と一瞬、恐縮してしまうほど。他の参拝者も最初はやっぱり驚くみたいで、一歩引いて概観を見て、それから記念撮影などをしていました。
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いざ、穴の中へ!中にはトンネルがあり、向こうには明るい光が。
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トンネルを抜けると、今度は鳥居のトンネルが。

入り口にドキドキする 銭洗弁財天_f0219141_2245317.jpgお線香が炊かれた舎の周りでは、その煙を身体に染み込ませるように仰いでいる人たちがいました。煙は煙でも、お線香であれば積極的に受け入れる日本の習慣って改めて面白いなぁと思いました。

入り口にドキドキする 銭洗弁財天_f0219141_2244984.jpg銭洗弁財天は、正式名を「銭洗弁財天宇賀福神社」と言います。源頼朝が、巳年(1185年)、巳の月、巳の日の夜に、「この福水で神仏を供養すれば天下泰平に治まる」という夢のお告げがあったことから創建したと伝えられています。その後、北条時頼が霊水で金銭を洗って、一家繁栄を祈ったのが今日の銭洗信仰の始まり。

最後のくだりは、一体どういうことなのか。次回をお楽しみください!

〔参考情報〕
銭洗弁財天(宇賀福神社)
神奈川県鎌倉市佐助2-25-16
TEL:0467-25-1081
# by TOKYO_YUCa | 2010-06-09 23:27 | -(番外編)
毎日通いたい!自然派ビュッフェレストラン「あけびの実」
毎日通いたい!自然派ビュッフェレストラン「あけびの実」_f0219141_212067.jpgみなさん、御茶ノ水に自然派ビュッフェレストランがあるのをご存知ですかー?自然派ビュッフェなんて、オシャレでハイソな感じがしますが、御茶ノ水にあるんです。ホテルジュラク内にあるレストラン「あけびの実」です。ホテルのすぐ近くにはJR線が通っていて、電車が行ったり来たりしているのも観察できます。かといって騒音があるわけでもなく、店内はゆったりしています。そしてこのレストラン、とにかく料理のバラエティが豊富ですごいんですよー。いまどきこんなレストランがあるのかぁと感心してしまったほど。見ているだけで、もうお腹いっぱいになってしまうほど・・・。

あけびの実は、「食と健康」をテーマに、旬の食材にこだわった健康家族応援レストランということで、そのこだわりが半端ないんです。化学調味料や食品添加物はできるだけ使わず、天然だしや無添加のものを使って、一品一品つくられています。そして、年に4回、新メニューを取り入れています。
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「どの順番で、何を食べよう・・・。」考えるだけで、お腹がいっぱい。
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野菜を使った煮物料理もたくさんあります♪

毎日通いたい!自然派ビュッフェレストラン「あけびの実」_f0219141_21253699.jpg料理を物色していると、遠方に見慣れないものを発見。「何だろう??」と思って近づいてみると、特設の囲炉裏でした。いつもは鰯、メヒカリ、ししゃも、季節によっては秋刀魚などがあるようなのですが、このときは唯一「ししゃも」だけが残っていました。まさか都内のランチタイムに、串刺しされた「ししゃも」に出会うとは思っていなかったので感激。迷わず自分のプレートへ。

それから、肝心なビュッフェのお値段ですが、朝・昼・夜でお値段が異なります。朝食は大人1300円(4歳~小学生は850円)、昼食は大人1580円(4歳~小学生は850円)、夕食は大人2800円(4歳~小学生は1200円)になっています。朝はあまり食べれないし、夕食も料金面やカロリーが気になる、そんな方が多いのではないでしょうか。そういう意味でも、お腹をすかせた状態で昼食のビュッフェを狙うのが、一番オススメですねー。
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かぶり付いて食べました!
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予約をすると、その場で天麩羅を揚げてくれます!贅沢~。

毎日通いたい!自然派ビュッフェレストラン「あけびの実」_f0219141_21332170.jpg他にも、おうどん、こだわりの食材を使ったカレー、お米がそれぞれ異なるお粥が数種類のほか、オーガニック(有機栽培)のコーヒーや楊貴妃が飲んでいたという美容茶も。具にこだわった数種類の菓子パン、トマト&マンゴー、紅茶でできた寒天、お汁粉などの変わり種もたくさんあって、とにかく胃を拡張してあれもこれも食べたい!と思わずにはいられませんでした。

思いのほか、たくさん食べてしまいました。(でも、パンフレットにはショーケースに入ったケーキの写真が。見逃しましたね。笑)ビュッフェというと、質より量というイメージがありますが、食材にこだわったビュッフェなんて最高ですよね!新鮮で美味しいものを食べていると、身体も元気になる気がします。毎日通いたいくらいです!ホテルジュラクの一部ということで、何かいいことがあるのかなぁと思って問い合わせをしてみました。すると、朝食付き宿泊プランでは1300円⇒1100円、夕食だと2800円⇒2500円になるそうですよー。

毎日通いたい!自然派ビュッフェレストラン「あけびの実」_f0219141_710722.jpg〔レストラン情報〕
あけびの実(ホテルジュラク内)
東京都千代田区神田淡路町2-9
TEL:03-5298-7125  
FAX:03-5298-7125
営業時間:
朝-07:00~10:30
昼-11:30~15:00
夜-17:30~22:00
詳しくは、お店HP(http://www.juraku.com/ocha/restaurant.htm)をご覧ください。
# by TOKYO_YUCa | 2010-06-04 20:01 | - 御茶ノ水
金魚まつりの金魚みこし
金魚まつりの金魚みこし_f0219141_831761.jpg子供たちによる展示作品を見ながら幸せ気分に浸っていると、「みなさん、金魚みこしが始まりまぁーす!お集まりくださぁーい!」というアナウンスが聞こえてきました。

「金魚みこし!?」何だか楽しそうな予感がして、アナウンスのあった場所へ行ってみると、遠方に何やら赤くて大きな物体が見えてきました。「ん?あれはもしかして金魚!?」と思い近づいていくと、予想通り金魚の形をした神輿(みこし)。そして巨大サイズです。
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ででーん!

金魚まつりの金魚みこし_f0219141_7525569.jpg金魚みこしをよーく見ると、口がぽかんと開いていました。愛嬌たっぷりです。「実際の金魚の何倍くらいあるんだろう・・・」なんて考えている間に、子供たちが集まってきました。自主的に神輿を担ぎに来た子、よく分からないけど親に連れられて来た子、まずは観察をしてみる子など、個性派ぞろい。この日は小雨ということで、金魚のお神輿はビニールを被っていましたが、色んな色のレインコートを着た子供たちと対照的でイイ感じ!

神輿かつぎを楽しみにしているのは、子供たちだけではありません。子供たちと一緒に神輿を担ぐスタッフたちも、オレンジ色の半被を着て準備万端、そして気合い十分です!子供たちに対して、わかりやすい話し方で、お神輿かつぎの心構えを教えてくれたり、「しっかり、がんばりましょうねー!」と士気を上げていました。さぁ、首から鈴を提げて、手綱をにぎったら、いよいよお神輿かつぎ、スタートです!
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みんな、ちょっと緊張してるかな?!
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さぁ、出発しますよー
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わーっしょい、わーっしょい!

金魚まつりの金魚みこし_f0219141_805854.jpg子供たちが、ちょっと恥ずかしそうにしながらも「わーっしょい、わーっしょい!」と声を掛け合いながら、境内を歩き始めました。神輿かつぎに一緒に付いていくと、お神輿の下をトコトコ歩いている子を発見!神輿に手が届かないので、お母さんに手を取られてひたすら歩いている様子。「みんなどこに行くんだろうー?」というその表情が、とっても可愛くて、すっかり癒されました。

♪ 雨にもかかわらず、本当にたくさんの子供たちが金魚まつりに来ていました。そして、学んだこと、感じたことがたくさんありました。これからも積極的にお祭りに参加していきたいと思っています。

〔エリア情報〕
代々木八幡神宮
詳しくは、HP(http://www.yoyogihachimangu.or.jp/)をご覧ください。
# by TOKYO_YUCa | 2010-06-02 10:33 | - 渋谷