カテゴリ:- 世界に挑戦する日本人( 6 )
世界に挑戦する日本人 Vol.2 中川扶二夫さん〔後編〕
最終回(後編)では、中川さんが今後取り組んでいきたい事業、現在取り組んでいる社会貢献活動、そして読者の皆さまへのメッセージなどをお伝えします!

f0219141_7283476.jpgNY発信のファーストフードを構想中

これから取り組んでいきたい事業についてお聞きすると、快適さを提供するという意味で、ファーストフードを来年あたりから展開したいと思っているという。理由をお聞きしたところ、「食べ物が好きなので・・・。」と。「具体的には、和のテイストではないものをつくりたい。」と。ただ、広島出身ということもあり、ソース系の食べ物を構想中だという。「ネーミングから開発をして、これまでになかったものを作りたいんですよね。それで、30年後に名前が浸透していればいいなと。」とイメージは出来上がっているようだ。また、最初は日本人を相手にしたくないと考えているようで、まずはアメリカ人だけを集めて試食してもらう。その後、日本に浸透したら日本人向けの味付けに改良するそうだ。

実はつい先日、富士山登頂を達成した中川さん。それまでは、富士山登頂ばかりが頭にあって、新しいプロジェクトのことはあまり念頭になかったという。無事に富士登山を終えて、「次に来日する際には、日本全国を食べ歩きたいと思ってるんですよ。」と新規プロジェクトに向けてすぐに転換しているのは、さすが「スピードを大事にする経営者」だ。
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Amnet本社にて。社員の皆さんと一緒にパチリ!

夢は、アメリカからスタートして“世界一の企業”にすること

現在取り組まれている社会貢献についてお聞きしたところ、ズバリ、「会社を大きくすること」!それというのも、会社が儲かれば、法人税や雇用拡大という形で社会に貢献できるからだ。

これまでにも、海外で働きたいという若者に労働ビザを取得してきた。その数は、これまでに数百件にも及ぶ。「アメリカに来て働くという彼らの夢を、まず叶えてあげることができたはずです。」と語る中川さん。ニューヨークといえば忘れてはならないのが2001年に起きた9.11事件。ニューヨークの街だけではなく世界中の経済が停滞していた当時、中川さんは過去の貯金を全部使って雇用を守ったという。これも「人を大切にしたい」と思ったから。人材派遣事業を展開するActusを作ったのも、人材派遣サイトを作れば社員たちが今後メーカーに就職したり、弁護士になった際に仕事を見つける場を提供できるからだったという。最初の2、3年は赤字だったが、現在まで着実にビジネスを拡大させてきた。
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f0219141_2136114.jpg現場にいるよりも、会社をたくさん作ることが自分にとっては社会貢献かもしれないですねと落ち着いて話す中川さん。そして、「笑わないでくださいね!」と突然おっしゃっると、「実は、アメリカからスタートして“世界一の企業”にしたいんですよ!」と恥ずかしそうに野望を語ってくださいました。

中川さんが描く、「昔ながらの」という未来

世界は仮想化しているので、世界がもっと身近になっていますね。グローバル化というか。そういう意味で、今後は逆に「Face to Face」がブームになるのではないでしょうか。井戸端会議のような、昔ながらのコミュニケーションが復活すると思いますねぇ。

NYという街の未来について聞いてみたところ、NYはどこにも属さない街。つまり、アメリカではない、と。NYは「地球の首都」で、変幻自在な街。これからもエキサイティングで、変わらないと思うとのこと。

最後に、読者の方々へのメッセージをお願いしました!

日本に興味のある海外の方々へ
東京に来て、実際に住んでみてください!1年間くらいかな。2年間だともっといいですね。その際には、Actusの門を是非とも叩いてくださいね!

海外に興味のある日本の方々へ
海外にはどんどん行って欲しいです。その際、何をやりたいかが大事だと思います。単に住みたい、でもいいですね。行ってから考えてもいいですし。まずは行動を起こすことが大事!労働ビザは5年までありますよ。
(特に、若い読者の方には)
みなさんの1年はすごく貴重です。何か行動を起こすのが大事です。時間つぶしの仕事はしてほしくないと思っています。株と同じで、成功するまでやってみる。あきらめずに最後までやってみてください!

f0219141_2136563.jpg♪ インタビュー後、「世界に挑戦する日本人」の恒例イベント、”座右の銘”を毛筆で書いていただきました。慣れない毛筆で、手に冷や汗をかきながら、全部で3枚も書いてくださいましたよー。実は、富士山登山に取材班も同行させていただいたのですが、登山中も明るくて、爽やかで、エネルギッシュでした。そして、いつも前を歩いていらっしゃって、上のほうからお声がけをしてくださいました。2日目、「亜夢熱徒(アムネット)」という文字が入った半被を着て登頂を目指す中川さんの姿を見て、何事にも一生懸命な方なんだなぁと感じました。今後のご活躍も応援させていただきます!中川さん、インタビューのお時間を本当にありがとうございました!!

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by TOKYO_YUCa | 2010-10-13 10:51 | - 世界に挑戦する日本人
世界に挑戦する日本人 Vol.2 中川扶二夫さん〔中編〕
今回(中編)は、中川さんが異文化に触れるようになったきっかけ、そして、ニューヨークでの起業話をご紹介します!

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映画を観てアメリカが好きになり、サンフランシスコ留学。

中川さんの誕生日である12月1日は昔、「映画の日」だったそうです。映画を半額で観ることができる日ということで一人で、または男友達と映画を観に行っていたとか。「高校時代はアメリカ映画が好きな、シャイで、暗くて、地味なガリ勉タイプだったんですよ。みんなの前で話すことは苦手で、もちろん好きな女性がいても告白できなかったんです。・・・今ではジョークって言われるんですけどね。」と。(失礼ながらつい笑ってしまう取材班。)

初めてのデートも映画鑑賞で、映画がつまらないと落ち込むから下見に行ったほど。2回観て感動したシーンを深夜のラジオ放送に投稿したら番組で読み上げられたという。「ただ、その放送を聴いていなかったんですよね。」とオチも付いてきた。

アメリカ映画を観て自然とアメリカが大好きになって、そして、アメリカ人と結婚したくなったんですよ、と情熱的な中川さん。大学入学とともにサンフランシスコに留学。アメリカ人はやっぱり陽気、そして、言いたいことを言わないと誰もわかってくれないという文化を体感。このときから、中川青年の性格は変わっていったという。

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キャリアのスタートは日本の旅行会社から。

その後、ビザの取得が困難だったため帰国。当時、金融、メーカーなどの選択肢があったものの、「アメリカに行く=旅行会社」という理由で旅行業界に就職を決めた。しばらくすると、他企業の「海外駐在員募集」という求人情報を見つけた。現在の企業の将来性や海外志向があったこともあり、その企業に転職。しかし、1年間所属しつつも、駐在の話がない。「あれ?おかしいな。」と思った。そしてある年の年末年始、ハワイにヘルプに行けといわれた。仕事を終えるとまた帰国。そして何と2ヶ月後、春休みシーズンで沸くハワイの現地法人社長から再度、ご使命を受けてヘルプに行った。

帰国後、ヘルプをした時の仕事ぶりが認められて、ハワイで採用してもらえることに。ハワイでは、ほとんど24時間勤務だったという。社員がついてこないと取引先の年上の友人に相談したところ、「2倍働いているからだ。駐在員は給料が高いと思われているから、3倍働けばいい!」と言われた。その後、忠実に働いた中川さんはハワイ支店長に就任。組織づくりと売上拡大に尽力した。

その後、景気悪化によって日本に帰国。ハワイを去るとき、他企業から引き合いがあった。しかし、どこの馬の骨ともわからない自分を支店長にしてくださった日本の社長に恩があることから帰国した。そして4年後、会社は急拡大。それと同時に、海外志向がさらに高まってきた。社長に相談をすると、しばらくは引き止めていた社長も、その情熱に観念したのか、最後には「どこへ行きたいんだ?」と。迷わずに、「ニューヨークです!」と応えたという。

f0219141_20322240.jpg29歳で社長就任。設立当初、イエローページが机と椅子の代わりだった。

そして、29歳だった1988年、NYで会社を作れと言って社長は5万ドルを持たせて見送ってくれた。NYでは知り合いが一人もいないこともあり、日系の銀行に助けてもらいながら一から会社を立ち上げた。ちょうどその頃、日本ではバブルがはじけた。社長からは、もう一回帰ってきてくれないかと言われた。ただ、せっかくNYに来て会社を立ち上げたばかりであることなどもあって、残らせてほしいと社長にお願いをした。そこで、両親にもお願いをして5万ドルを工面。こうして、100%オーナーの社長になった。

最初は、NYにいる日本人にチケットを販売する「Amnet」を設立。当時、社内には机も椅子、旅行会社用のコンピューターもなかったので、机と椅子をイエローぺージを重ねて作っていたとか。また、お客様から電話があったときには、コンピューターがないので電卓をキーボード代わりにたたき、コンピューター故障のふりをして、折り返しに。その間に他の旅行会社からチケットを安く買って、お客様へ販売していたときもあったという。

ただ、それでも構わなかった。賃貸料で資金は底を付くところだったが、NYの五番街だったから何でもできたという。また、オフィスを訪れたお客さんが、オフィス内を見て、逆に応援してくれたともいう。「20代、30代はとにかく楽しかったですねー。」と振り返る。

♪ 今回は、中川さんの高校生時代にまで遡ってお話いただきました。ときどき笑い話もあったりしますが、アメリカを好きになって留学をしたことやハワイでの支社長時代、そして、ニューヨークでの起業当初のお話を聞いて、何となくなのですが共通しているものがあるのかなと思いました。それは、”まずは目の前にあることを、無我夢中になってやってみる”ということです。みなさんはどんなことを感じられましたか??次回はいよいよ最終回。現在取り組んでいる社会貢献活動や今後の展望などをお伝えします!お楽しみくださいね。

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by TOKYO_YUCa | 2010-10-11 18:40 | - 世界に挑戦する日本人
世界に挑戦する日本人 Vol.2 中川扶二夫さん〔前編〕
前回ご登場いただいた西山浩平さんに引き続きまして、第2回目にご登場いただく「世界に挑戦する日本人」は、ニューヨーク在住21年で現在、旅行代理、出版、人材派遣の分野で5つの会社を経営していらっしゃる中川扶二夫さんです。
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ニューヨークでの起業のきっかけは、両親が来たときのような待遇をする会社を作りたかった。(そして同時に、モテると思ったから!?)

現在、ニューヨークを拠点に5つの会社を経営していらっしゃる中川さん。5つの会社には、国内・海外旅行のチケットやホテルを手配するAmnet(http://www.amnet-usa.com/)&AVA、アメリカの求人情報と就職支援サービスを提供するActus(http://www.actus-usa.com/)、主にアメリカ在住の日本人に向けた情報誌などの出版事業を展開するAngle Press(http://www.anglepress.com/)、旅行会社国内・海外格安航空券を販売するA-Kind(http://www.a-kind.com/)と様々。しかし、ここで共通しているのは、「お客様に“快適”を提供する」ということ。

f0219141_18184117.jpgもともと旅行会社に勤めていた中川さんがニューヨークに起業することになったきっかけは、「日本から来るお客さんのために仕事をする会社を作りたかった」ということ。具体的には、日本からのお客さんに対してホテルや車を手配したりすること。そう思ったきっかけというのが、旅行代理店に勤めていた頃に、お客さんを日本から送り出すものの現地でのケアがよくないと感じていたからだという。毎日何万人もの日本人観光客を受ける旅行会社だったこともあって、どうしても機械的なおもてなしになっていたという。そこに違和感を感じていた中川さんは、「自分の両親が来たときのような待遇をする会社をつくりたい」と決意。こうして、起業の道がスタートした。

どうしてニューヨークだったかというと、これも直感だったという。会社員時代に、出張で訪れた際に経由したニューヨークを訪れて、なんとなく「この街は、エネルギーがあるし、若いし、かっこいいし、おもしろい街。」だと感じたという。また同時に、「ニューヨークで働いている自分はモテると思ったんですよね。」と笑顔で答える。
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起業当初、「旅行を通じて、世の中をハッピーにしたい。」を企業理念に掲げてきた同社。その後は、「いろんなものを提供してハッピーにしたい。」を目標に拡大してきた。メイン事業となる旅行会社Amnet(アムネット)の意味は、「Ameniry Network(アメニティ・ネットワーク)」だったという。つまり、旅行だけではなく、食事や就職など、「快適」なモノに特化して事業を展開していこうとした。しかし、「Amnet=旅行」というイメージが強くなり、人材派遣やフリーペーパーなどの出版事業を展開するのが難しくなった。こうして、ActusやANGLE Pressを設立。その際、必ず「A」という文字は残すことにこだわったという。

こうして今までに、現在、NY・ボストン・ハワイ・ロサンゼルス2カ所・シカゴ・デトロイト・コスタメサ・ハワイ・東京・大阪に本社と支店を置くまでに拡大してきた。毎月1回は、国内・海外出張。年数回、各支社にも訪れているという。

f0219141_1819544.jpg社員を大切にする会社づくりに邁進

「お客様をハッピーにしたい。お客様の笑顔を見たい。」という状況をつくるために中川さんが取り組んでいることが、「社員を大切にする」会社づくり。それというのも、「お客様を大切にする」ためには、社員自身が上司や社長から大切にされていると感じていなければ実現できないと、会社員時代に感じていたから。

そこで、中川さんが実践しているのが「家族型経営」だ。具体的には、家族だと思って社員に接するということ。何でも話して、注意して、愛するような接し方をしているという。他にも、部下の能力の限界を決めないで、仕事にはどんどん挑戦させるようにしている。限界を定めてしまうのは、思いやりではなく「上司のエゴ」になってしまうからだ。部下が自分から言ってきたら考える。コミュニケーションを円滑にするため、組織は10人以下にしているそうだ。社員を大事にしたいという中川さんの想いが深く伝わってくる。

♪ 来日中のお忙しい中、今回のインタビュー企画を承諾してくださった中川さん。実はインタビューの数日前、富士山登頂にご一緒させていただきました。(上の写真は、中川さんの会社のご友人と社員の方々です。)インタビューをしたのは登山の数日後だったのですが、都内のホテルに現れた中川さんはさらにパワーアップしていました!常に面白いことを言ってくださって、インタビューをする側でありながら、すっかり楽しませていただきました。他にも、渡米のきっかけ、起業~現在までのストーリーについてお話をしていただきました。今後の記事も楽しみにしてくださいね!

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by TOKYO_YUCa | 2010-10-09 08:03 | - 世界に挑戦する日本人
世界に挑戦する日本人 Vol.1 西山浩平さん〔後編〕
西山さんをお迎えしたインタビューもいよいよ最終回!今回は、「世界に挑戦する日本人」である西山さんの英語学習法やエレファントデザイン社が取り組まれている社会貢献活動についてお伝えします!

f0219141_16295542.jpgオススメの英語勉強法は、
「とにかく英語を使うこと!」


西山さんが英語を勉強し始めたのは、中学生になってからだったそうです。幼少時代、お父様の仕事の都合でコロンビアに住んでいた西山さんは、スペイン語、日本語、英語の順に言葉を習得されたそうです。そして当時、国の治安が悪かったこと、日本人学校の先生が不在だったこと、インターナショナルスクールへ通うためには英語ができないといけない等、色々なことが重なり(ご本人いわく、反抗期も重なって?)、学校には行かなかったそうです。その代わり、両親のおかげもあって、英語の家庭教師を朝・昼・夜で3人つけてもらっていたそうです。こうして3年間、英語の「読み・書き・話す」を自宅で学んだそうです。

現在は、ビジネス上で使うことはもちろん、プライベートでも「とにかく使うこと」を意識しているそうですよ。「特に、一人の著者が、一つのテーマでボキャブラリーを選んでいる書籍は、同じテーマで必要な語彙をワンパッケージもらえます。語彙が一気に増えるという意味でも、読書はオススメですね。」とおっしゃっていました。

エレファントデザイン社が取り組んでいる社会貢献活動
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企業の社会貢献活動については、大学横断の学習プロジェクト「スチューデント・イノベーション・カレッジ」(以下、Sカレ)をサポートされています。Sカレは、「新製品開発活動に関する実践的な作業を複数の大学を横断したインターカレッジ形式で経験することを通じて、マーケティングや新製品企画、プレゼンテーションについての深い学習を、参加する学生たちに修めていただくこと」が目的です。大学2年生の皆さんが参加対象になるということですので、大学1年生、2年生の皆さんは教授に相談してみてくださいね!

最後に、「東京の遊び方」の読者へのメッセージをいただきました!

・日本に興味のある外国の方々へ
 東京は、NYなどに比べるとまだまだ観光地化されていないので、観光で来るのは勿体ないですね。主要な観光スポットを訪れて、3日間で日本を観たような気分になってしまいます。短期間では表面しか見れないので、できればうまい理由をつけて(会議やインターンなど)、2ヶ月くらい来るのがオススメです。プロジェクトを作って来るべきだと思いますよ。デザインプロジェクトやNPO活動などに応募するのもいいですね。エレファントデザイン社でも受け付けます。

・東京、日本、そして海外に興味のある日本人の方々へ
 敢えて海外に行けとは言いませんが、行ったほうがいいとは思います。そのかわり、英語を話せないのは絶対に損だと思います。英語でビジネスをできるようにはしておいたほうがいいと思いますね。そのために、このようなブログ(※「東京の遊び方」(英語版))を見たり、ネット上で仕事や活動をするプロジェクトに参加したりするのがいいですね。

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座右の銘を書いていただきました!
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一文字、一文字を丁寧に書いてくださっている姿が印象的でした。
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完成した作品を手に持って記念撮影!

〔ご参考情報〕
世界に挑戦する日本人 Vol.1 西山浩平さん〔前編〕
世界に挑戦する日本人 Vol.1 西山浩平さん〔中編〕

・エレファントデザイン社HP:http://www.elephant-design.com/

♪ コロンビアでは、ボディガードがいて、防弾ガラスの車で移動する幼少時代を過ごした西山さん。刺されたこともあるし、友人が銃で撃たれたこともあったそうです。想像しがたい環境なのでしょうね。そんな幼少時代を過ごしたこともあり、女性が夜中に、一人で、スカートで歩ける東京という街はとても安全。「結婚してからは、家内の身が安全だとわかっているから、残業ができることはとても幸せ」とおっしゃっていたのが、とても深く伝わってきました。

インタビューを通じて、西山さんはプライベートとビジネスを本当に楽しんでいて、毎日とても充実していることが伝わってきました。インタビュー後は、座右の銘を書いていただきました。半紙2枚を横につなげて出来上がった作品。その意味は「No pain, No gain」(苦労なくして、得られるものはない)!西山さんのお人柄が伝わってくるような、とても本質的でストレートな言葉だと思いました。西山さん、素敵なインタビューをどうもありがとうございました!


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by TOKYO_YUCa | 2010-08-31 21:36 | - 世界に挑戦する日本人
世界に挑戦する日本人 Vol.1 西山浩平さん〔中編〕
「東京の遊び方」がお届けするインタビュー企画“世界に挑戦する日本人”。前回に引き続き、今回もエレファントデザイン代表である西山浩平さんへのインタビュー〔中編〕をお伝えいたします!

f0219141_1837432.jpgアジア域内での国際結婚率が増える!?

2020年の日本はどんな国になっていると思いますかと質問をしたところ、「確実に英語を話す人が増えているでしょうね」と。そのあと続けて、「中国語を話す人も増えていて、そして、不動産の多くは中国人が所有しているでしょうね。それから、特にアジア域内の国際結婚の率も増えている。それというのも、日本の土地が安いから中国人のキャピタル(資金の流れ)が変わるからです。」それから、「日本の会社は安いので、中国人の投資家が買うはず。そうなると、日本で教育を受けさせたいと思う中国人が増えてくるでしょう。ちょうどその頃、中国のバブルがはじけるので、嵐が過ぎるまで日本にいようと考える中国人が増えると思いますよ。」「カナダは遠くてちょっと難しい。シンガポールも近いけど、もっと近い日本にやってくる富裕層が増えると思います。」と。まるで物語を語るように話してくださいました。

日中米の関係については、「日米関係との関係に匹敵するぐらい、日中関係は濃くなる。そして、中米も密接になる。だから、中国経由で、NYと東京という関係が展開していくと思いますね。」と。やはり、中国ははずせないんですね。このことについて西山さんは、「結局、飲み込まれちゃうんですよね。」それも、日本ではなくて「東京」が飲み込まれしまうとおっしゃっていました。一方で、青森や岩手などの東北地方は、そのままであり続ける。それというのも、中国人にとって日本の地方は東京に比べるとあまり関心がないから・・・。でも、東京は、もはや東京ではい続けられない。
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ただ、そこで感傷的になるのではなくて、日本は日本らしさを作らないといけないから、外部から人が入ってくれば来るほど、日本らしさは形成されていくはず。つまりは、自分たちが多数派だと思っていた人たちが、アジア圏でみたら実は小数派だったことに気づく日が来るということだそうです。これは、フランス人だと思っていたら、ヨーロッパ人だったと同じこと。以前存在していたフランという通貨なんて知らなくて、ユーロしか知らない人が増えてくるという現実に似ている。

大事なことは、「東京」をどんな街にしていきたいかということ

f0219141_7522832.jpg東京にきて欲しい人がどういうタイプの人なのかを決めて、そういう人がきてもらいたくなる街にしていくこと画大事だという。「犯罪者がいっぱいくる街にはしたくないですよね。かつてのNYはそうでしたね。犯罪しやすい街だと思われていた。現在では、安全な街だということで子育てをしたい街に変わりましたよね。他にも、ボストンのように学生が勉強するのにふさわしい街、サンフランシスコのようにマイノリティーに寛容な街だと思われたから、それぞれに適切な人たちが集まった。」

例えば、東京を「優秀な人たちに来て欲しい街」にしたいのであれば、ジェンダーに寛容で優秀な人たちが生活しやすい街ですよ、というブランディングをすれば、そういう人たちは必ず集まってくる。「優秀」の定義については、例えば、経済的に自由だったり、言語的に自由だったり(英語&日本語が使えること)、または、クリエイティブに何かを生み出ることができるだったり。そうして、起業したり、就職して新規事業を立ち上げるような人たちが集まってくるような街のブランディングをする必要がある。

「こうした方向性をちゃんと見据えていれば、将来について心配したりネガティブなことを考えている時間はなくて、2020年に住みたい町にするために、どんな人を積極的に受け入れたいかということに目を向けて、動いていかないといけない。そうしないと、彼らはどこか別の場所へ行ってしまう。」と警鐘を鳴らす。

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春・秋に、東京に人を集めて仕事をする

そういった未来に対して、西山さんやエレファントデザイン社が取り組んでいることはあるかどうかをお聞きしたところ、「ありますね。春とか秋とか、ちょうどいい季節に、物理的に合わなければならない人たちが会って、仕事をして、あとは好きな場所でネット上で仕事ができる環境をつくっていきたい。具体的には、世界中の知恵を持った人が適切な時期に東京に集まるような仕組みづくりをしていきたい。」東京をそういう場にしたいと考えているという。

CUUSOOが目指しているのは、どこかに勤務地がなければならないというプラットフォームを外して、そのような生き方をしている人たちに対して、確実にロイヤルティを払っていくこと。「既存の事業としては、CUUSOOにアイデアを預けてもらうことです。」と話す西山さんからは、熱い想いが伝わってきました。

〔ご参考情報〕
世界に挑戦する日本人 Vol.1 西山浩平さん〔前編〕
世界に挑戦する日本人 Vol.1 西山浩平さん〔後編〕

♪ 今回は、西山さんが空想する「未来」についてご紹介しました。西山さんのお話を聞いて、日米中の関係性、そして、「東京」の未来について新たな知見を得ましたよね。特に印象的だったのは、私たちが「東京」をどんな街にしたいのかを今から考え始め、個人レベルから行動に移すことが大事だということ。他にも、一年のある時期に、東京に人を集めて仕事をするというスタイルは、とても現代~未来型の働き方だと感じました。

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by TOKYO_YUCa | 2010-08-28 20:36 | - 世界に挑戦する日本人
世界に挑戦する日本人 Vol.1 西山浩平さん〔前編〕
目には見えない東京の魅力をお伝えするブログ「東京の遊び方」。この度、「東京の遊び方」では新企画をスタートします!企画のテーマは、「世界に挑戦する日本人」。毎回、世界を舞台に挑戦している方々にインタビューをしながら、これから日本人としてグローバルに生きていくことについて学んでいきたいと思っています。記念すべき初回を飾ってくださるのは、エレファントデザイン株式会社代表取締役社長の西山浩平さんです。

f0219141_13494315.jpg「ほしい!」をカタチに

以前、経営コンサルティング会社に勤めていた西山さんがエレファントデザイン社を創業したのが1997年。起業のきっかけは、西山さんご自身に、「どうしても欲しいけど手に入れることができない商品を何とかカタチにすることはできないだろうか。そして、同じように悩む人たちが少なくなるといいな。」という想いがあったから。
“欲しいものを手に入れるための手段がないことを解決する。” こうして、「ほしい!」をカタチに、という企業理念を掲げ、ビジネスをスタート。これまでに、みんなの「ほしい!」をかなえるサイト「空想生活」(http://www.cuusoo.com)、無印良品と共同で「空想無印」(http://www.cuusoo.com/muji/)など様々なCUUSOO事業を展開されています。
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エレファントデザイン社のビジネスモデルを説明した資料。

"遊び"と"起業"の定義が変わるプラットフォーム 「LEGO CUUSOO」

最近手がけられた仕事で印象的なものには、デンマークの世界的に有名なおもちゃメーカーで、西山さんご自身も子供の頃から大好きだというLEGO社との共同事業があるそうです。

「あるものを作ろうと思ったら、なかなか手に入れられない。一方で、自分が売れると思って、作って、売っている人がいる。それは、リーガルでもないし、イリーガルでもない。どこまでいってもグレーなんですよね。このことを、うまく、小さなビジネスのように捉えるようなことができたらいいなと常々思っていたら、先方がいいアイデアだということで採用してくれたんです。」とこれまでの経緯を話してくださいました。
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LEGO社との事業を話す姿から熱意が伝わってきます!

f0219141_1350360.jpg「LEGO CUUSOO」(http://www.cuusoo.com/LEGO/)のサイトへいくと、ユーザーは自分が欲しい商品のアイデアを投稿することができる。そして、他に「ほしい!」という仲間が1000人集まると、LEGO社がその商品をオフィシャルで作ってくれるサービスが用意されています。このサービスに対して、「LEGOユーザーのあり方が変わると思うんですよ。」と語る西山さん。「遊びという定義、起業という定義を塗り変えてしまいかねない勢いがあると思い、とても注目しています。私の人生においても、これが成功すると大きな意味合いを持つと思っています」と秘めた思いを垣間見せてくださいました。

LEGO CUUSOOから実際に商品化されるものとしては、ちょうどこれから発売される日本の観測計 “ 深海 6500 ”があるそうです。
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LEGOで作る日本の観測計 “ 深海 6500 ”!

今秋より、グルーポンを発行予定

今後の事業についてお聞きしたところ、今秋から商品化前割引クーポンを発行する予定で、現在、独自のシステムを開発中だそうです。グルーポンというのは、みんなで買うとお得なクーポンのことで、CUUSOO LEGOであれば、LEGOファンが集まって早めにお金を出すと、彼らは後に割引価格で商品が購入できるようになります。

商品化前割引クーポンを実施することで、LEGOファンにとっては、早く集まるメリットがあります。また、LEGO社にとっては、投資資金だけではなくユーザーのリアルなニーズなどの情報を得ることができます。「そして、何が良いかと言えば、LEGO以外にも展開が可能になるので、グルーポンの実施によって買い物の仕方自体が変わると思うんですよ!」と熱い思いを語ってくださいました。

〔ご参考情報〕
世界に挑戦する日本人 Vol.1 西山浩平さん〔中編〕
世界に挑戦する日本人 Vol.1 西山浩平さん〔後編〕

・エレファントデザイン社HP: http://www.elephant-design.com/index.html

♪ 今回のインタビューに際し、エレファントデザイン社にお邪魔させていただいたのですが、クリエイティブな事業を展開する会社らしく、とても素敵なオフィス環境でした。今回は、主に現在のビジネスについてご紹介しました。次回以降は、今後の東京や日本に対する予測や展望、西山さんの驚くべき幼少時代、普段の英語勉強法、企業の社会貢献活動、メッセージなどをご紹介していきます。お楽しみに!

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by TOKYO_YUCa | 2010-08-26 08:12 | - 世界に挑戦する日本人